こんにちは、舞台「尼崎ストロベリー」脚本・演出の木村淳です。本日はメインキャストの中で唯一今回の再演からの参加となる「武田訓佳」さんについてお話致します。
先日SPICEさんにも取材されました。こちらの記事も是非ご一読下さい。
私自身、武田訓佳さんと作品をご一緒するのは今回が初めてとなります。関西の方にとってはNHKの朝の情報番組の司会をはじめ在阪各局の情報番組のMC,リポーターとしてさらには阪神タイガースの勝利の女神としておなじみの方かと思います。その一方で役者としての印象は少し薄いのかもしれません。
私自身、初めてお会いしたのが8年ほど前に私が講師として招かれた「演技ワークショップ」だったと思います。特段強くアピールする訳ではなかったのですが、演技に対して真摯に向き合って、その姿勢通りの非常に素直な感情表現がとても印象に残ったのです。その後、大阪のABCホールで彼女が出演する舞台を数本拝見しておりました。キャラクターを押し出すのではなく、虚構の世界の中で〝私として存在する〟ことを心掛ける姿勢がにとても好感が持て、今回現場をご一緒することとなりました。
武田訓佳さんが演じる「高野すず」という役は、大人となった主人公・駿一(桜井雅斗)の婚約者。桜井雅斗さんとともに狂言回しの役割を担って貰います。この役は原作には登場しない舞台版オリジナル・キャラクターです。
武田訓佳さんが、この役をどう演じてくれるのか?今から私も楽しみにしております。テレビとは違った〝役者・武田訓佳〟を皆さまも是非、劇場にてご覧下さい。
舞台「尼崎ストロベリー」は、末期がんに侵され余命宣告されたオカンの為に「笑い」で体内のNK細胞を活性化させようと漫才甲子園に挑戦する一人息子の高校生が奮闘する本作品には親子愛、そして駿一を支えようとすればするほど駿一と感情のラインが入違って、すれ違う幼なじみたちとの友情を「尼崎」という下町を舞台に描き、そこには甘酸っぱい初恋があったり、と若い世代に伝えたいことがいっぱい詰まった物語となっております。この作品に一人でも多くの地元の中高生たちを招待して、色とりどりの「愛」を届けたいです。
舞台 「尼崎ストロベリー 2024」(あましんアルカイックホール・オクト)
2024年3月2日(土)〜4日(月)全4公演
*3月3日(日)17:00公演(登壇者:真丸、佐藤太一郎、堀くるみ、春名真依、木村淳)
*3月4日(月)14:00公演(登壇者:真丸、篠原真衣、堀くるみ、春名真依、木村淳)
上記2公演の終演後にアフタートークイベント予定。
原作:成海隼人(「尼崎ストロベリー」幻冬舎)
脚本・演出:木村淳
出演: 真丸、篠原真衣、堀くるみ、春名真依、井本涼太、桜井雅斗、武田訓佳、 堀川絵美、佐藤太一郎ほか
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