キャスティング裏話~真丸編

舞台『尼崎ストロベリー』

舞台「尼崎ストロベリー」脚本・演出の木村淳です。今回は主人公の駿一を演じます「真丸さん」についてお話致します。

彼との出会いは2020年12月に私が演出を手掛けた音楽朗読劇「マインド・リマインド」でした。ただ当初、彼はキャストとしてではなく演出部としての参加でした。頭のテッペンに被っているCAPから足元を覆っているスニーカーまで全身黒ずくめの服装で場面展開のたびに舞台上のパネルやスツールなどの舞台道具類を動かしていました。断っておきますが、真丸さんは役者です。「マインド・リマインド」上演時も役者を本業としながら演出部として参加しておりました。 さて!ここからが本題です。2020年冬と言えばコロナ禍の真っ只中!サンケイホールブリーゼでの大阪公演開幕直前にメインキャストが出演出来なくなったのです。その時に代役として出演してくれたのが真丸さんだったのです。もちろん黒ずくめの演出部の仕事もこなしながら・・・つまり演出部と俳優部の二刀流ですね。急遽の代役にも関わらず彼は堂々としており、セリフもコンテンポラリーダンスもステージングも完璧でした。

その姿を見て「こんな若い子が報われて欲しい!」「こんな若者が活躍できる場を作らないといけない!」という想いを私は強く抱きました。そして舞台「尼崎ストロベリー」の主演を誰にするか?と考えた時に真っ先に頭の中で思い浮かべたのが真丸さんだったのです。

とまぁ、本人にはこんな裏話を伝えたことがないのですが・・・。 さて、そんな真丸さんのちょっことイイ話を紹介しましたが、実は本作品のキャスティングを進める上で主人公「駿一役」は実は最後から2番目に決まった配役でした。これだけちょっとイイ話ですから誰よりも先に真丸さんにオファーを出すべきだったのですが・・・真っ先に決めたのは前回でもお話をした佐藤太一郎さんでした。ごめんよ!真丸!!

さて、〝笑いのチカラ〟で余命半年の母親を救おうと奮闘する高校生の姿を、友情・初恋・地元愛など繊細な高校生の揺れ動く感情を丁寧に表現した青春群像劇!舞台「尼崎ストロベリー2024」のチケット一般販売が2024年1月8日(月・祝)10:00より、イープラス・ぴあ・ローチケ・CNプレイガイドなど各プレイガイドにて始まります。皆さま、劇場に是非お越し下さい。

舞台 「尼崎ストロベリー 2024」

原作:成海隼人(「尼崎ストロベリー」幻冬舎)

脚本・演出:木村淳

出演:

真丸、篠原真衣、堀くるみ、春名真依、井本涼太、桜井雅斗、武田訓佳、

堀川絵美、佐藤太一郎ほか

一般販売2024年1月8日(月・祝)10:00~

イープラス https://eplus.jp/amasuto/

ぴあ https://w.pia.jp/t/amagasaki-sb/

ローソン https://l-tike.com/amasto/

CN  https://www.cnplayguide.com/amasto/

チケット販売&地元中高生無料招待申し込みは

尼崎総文センター https://www.archaic.or.jp/event/hall/detail.php?id=2888

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